アバウト
写真のはじまりとその美しさ
175年前、チャールズ・シュヴァリエは世界初の光学レンズを発明しました。そしてルイ・ジャック・マンデ・ダゲールの協力により、ダゲレオタイプと呼ばれるカメラが完成しました。これが写真のはじまりです。そしてそのダゲレオタイプに搭載されたアクロマートレンズは色消しレンズ(Achromat Lens)といわれ、大きな口径を通すことで、光を分散させ、まるで光に包まれるような効果を生み出します。これは現代のレンズでは見ることのできない効果です。
Daguerreotype Achromat 2.9/64 Art Lensは写真黎明期の幻想的で優美な写真を再び現代に呼び戻す画期的なレンズです。私たちロモグラフィーは歴史的なレンズをパワフルで美しく蘇らせました。絹のようなソフトフォーカスを楽しむもシャープな写りを楽しむもあなた次第!
21世紀に蘇ったレンズ
Daguerreotype Achromat 2.9/64 Art Lens は実用的なスペックもそろえています。焦点距離64mm、絞りはf/2.9 からf/16まで。様々なシーンで大活躍するだけでなく、絞り値によってソフトからシャープな写真まで幅広く楽しめます。
Daguerreotype Achromat Art Lensで採用しているウォーターハウス式絞りシステムでは、異なる大きさの穴が開いた絞りプレートを挿入して絞り値を変更します。スタンダードの絞りでは、f/4よりも大経口時に持ち味のソフトフォーカスが、そしてf/5.6以上の絞った状態でとびきりシャープな写りを導きます。またDaguerreotype Achromat Art Lensは、レンズ群の前方に絞りを挿入することでクリエイティブなエフェクト効果がよりわかりやすく現れるようになりました。
クラシカルなウォーターハウス式絞りプレートだけではなく、ロモグラフィーは新しいユニークな形の穴の開いたLumière (ルミエール)とAquarelle (アクエール)の絞りプレートをデザインしました。Lumière (ルミエール)では光り輝く柔らかなボケを、Aquarelle (アクエール)ではまるで絵画のようなテクスチャーを表現出来ます。
私たちはクラシカルなレンズを蘇らせただけではありません。現代のカメラでも使用できるよう再設計しました。Canon EFマウント、Nikon Fマウント、Pentax K マウントをご用意いたしました。(Chrome Platedは Canon EF、Nikon Fのみとなります。)
限定生産のハンドメイドレンズ
Daguerreotype Achromat Art Lensは、ロモグラフィーの熟練技術者たちが設計をし、揚子江の派川沿岸の小さな工場で一本一本手作業で組み立てられています。この工場はロモグラフィーを代表するLC−A+を製造している工場でもあります。美しい真鍮製のボディに再設計された光学システム。Lomography New Petzval 85、New Russar+、Lomo LC-A Minitar-1、Petzval 58 Bokeh Control、Lomography New Jupiter 3+ Art Lenses といった洗練されたラインナップを広げるLomography Art Lens シリーズにふさわしいユニークで美しいレンズです。