LomoChrome Metropolis XR 100–400 Film

LomoChrome Metropolis XR 100–400 Film

ロモグラフィーから5年ぶり新カラーネガフィルムが登場。フォーマットは 35mm、120、110、16mmの4種類。

他の言語で読みますか?お選びください: English, Deutsch, français, italiano, Nederlands, 한국어, 日本語, 简体中文, 繁體中文, ไทย.

Films

今まで10のクラウドファンディングを成功させてきたロモグラフィーが新たなプロジェクトに挑みます。約5年ぶりの新カラーネガフィルム LomoChrome Metropolis(ロモクローム メトロポリス)。今までに発表した LomoChromeシリーズの人気を受け、私たちは新たなフィルムの開発を始めました。そして誕生した LomoChrome Metropolisのフォーマットは、35mm、120、110、16mmの4種。最大の特徴は、ロモグラフィーのフィルム工場で調合された新しい乳剤が生み出す低彩度でドラマチックなイメージ。落ち着いたトーンと強いコントラストを描く今までにないフィルムです。

LomoChrome Metropolisの製品化には、みなさんのご協力が必要です。Kickstarterではフィルムを含むリターンを最大25%OFFでご支援いただけます。リターンの発送は2020年3月を予定しています。

リターンはどれも数量限定。支援できるリターンは Kickstarterのページよりご確認ください。

LomoChrome Metropolisの開発秘話

今までに見たことのない写りの新しい LomoChrome Metropolis。構想から開発までのストーリーをご紹介。

  1. 今までに見たことのないフィルム 私たちの目的は、現在市場にない新しい写りのフィルムを作ることでした。古い映画や写真集の低彩度で美しいイメージから着想を得て、現在は行われていない生産プロセスの復活に着手しました。
  2. 挑戦をくり返して まず乳剤を作るため様々な薬剤を探し始めましたが、それらの多くが現在は手に入らないものばかり。さらにフィルムを製造する機械も少なくなっており、全行程においてフィルムの製造は困難を極めます。これらの理由により、長い間新しいフィルムを発表することが難しかったのです。しかしこれらの困難を乗り越え、原材料や機械の調達に成功しました。
  3. 完璧なレシピ フィルムは層の集合体から構成されており、一部の層は化学反応器となり、その他は何百万もの感光性ハロゲン化銀結晶を懸濁させています。集めた原材料を使い、層の配置や構成を変えることで、当初思い描いていた彩度の低い写り、落ち着いたトーン、強いコントラストを生み出す製法が出来上がりました。
  4. テスト撮影 乳剤が完成した後は、いよいよテスト撮影です。最初のテスト撮影から、現像した写真は想像していた通りの仕上がりでした。しかし私たちはその後も様々な環境や光条件でどんな写りになるのか試し、細かな微調整や改善を続けました。
  5. 新しいフィルムの誕生 このフィルムを公に発表する前に、私たちは手巻きのフィルム数本を世界中のフォトグラファーに送り、テスト撮影をしてもらいました。彼らのフィードバックを受け、私たちはついにこのフィルムを発表することに決めました。LomoChrome Metropolis - メトロポリスへようこそ。

フィルムユーザーの声

「LomoChrome Metropolisは今までに見たどのフィルムとも違う。 (…) このフィルムのおかげで新しいアプローチがたくさん生まれ、人々に選択肢を与えるだろう」
— Lauren Roche (founder of People’s Crit)

「LomoChrome Metropolisはクールなフィルム。フィルムノワールのようにコントラストが強く低彩度に見えるけれど、そこにわずかに色が乗っている」
— Nick Collingwood (photographer and filmmaker)

「肌の色の見え方と、背景との相性がすごく良い」
— Lidybel Aguila (photographer)

「美しいフィルムだと思う。カラーパレットはとても広く、ハイコントラスト。特定の色がすごくポップになる。」
— Kyle Depew (Brooklyn Film Camera)

「カラー写真のイメージを変える、今までと異なる視点だ」
— Zach Ruben (street photographer)

LomoChrome Metropolis - メトロポリスへようこそ。

仕様

#nofilter - 加工はいらない

毎日数えきれない程の写真をSNSのフィードで見るでしょう。無制限に写真を撮れるようになり、1枚の写真の価値は下がったかもしれません。試行錯誤しながらシャッターを切って現像に出し、一喜一憂しながら結果を見るフィルム写真はあなたに新しい価値観を与えてくれるはず。LomoChrome Metropolisはフィルム写真を楽しむあなたの手助けをしてくれるでしょう。このフィルムが描く深い黒は、暗い海を照らす一筋の光や、人がまばらなゴーストタウンのネオンなど、都会の寂しげな風景をドラマティックに描きます。表現主義や現代の都市主義にインスパイアされた LomoChrome Metropolisは、写真の可能性を広げるフィルム。冒険的な描写は、世界中のフィルムユーザーに新たな選択肢を与えるでしょう。

4種類のフィルムフォーマット

LomoChrome Metropolisは、35mm(※長巻フィルムのリターンもございます)、120(中判フィルム)、110(ポケットフィルム)、16mm(動画用フィルム ※こちらは世界で500本以上の支援が集まった場合のみ実現します。)、合計4種類のフォーマットからお選びいただけます。現在、35mm 動画用フィルムの製造も検討しておりますが、どの程度需要があるかをまず知る必要があるため、ご希望の方はコメントやメールでご連絡ください。

現像が簡単

LomoChrome Metropolisは、最も一般的な C-41(カラーネガ)現像で処理できるフィルムです。街のほとんどの現像所で現像やデータ化サービスを受けることができます。

柔軟なISO感度設定

LomoChrome Purpleと同じく、ISO感度を100〜400の間で選ぶことができます。撮影途中でも天候や光環境に合わせてカメラ側のISO設定を変えることで、仕上がりの印象が大きく変わります。直射日光の下では最もシャープに写り、暖かい色はイエローやグリーンのトーンに変化するでしょう。街灯など照明の下では濃いグリーンのトーンに変化し、ユニークな仕上がりとなります。カラーシフト効果により、グリーンはよりノスタルジックな印象となります。LomoChrome Metropolisはクリエイティブな写真を愛するロモグラフィーの精神を形にした製品。実験好きなフィルムユーザーのみなさんには、きっと気に入ってもらえると信じています。

Photos
(左上):室内 - ISO400 - 赤い照明を使用、(左下):昼間の屋外 - ISO200、(右上):屋外 - ISO400 - 水の反射により光量多め、(右中間):昼間の屋外 - ISO400、(右下):午後の屋外 - ISO400

ロモグラフィーのフィルムについて

「毎回期待を上回る仕上がりになる。天にも昇る心地とはまさにこのこと。」
— Jeb Inge(Berlin Kino Filmについて)

「ロモグラフィーの新しいフィルムは、フィルム写真の良さを再認識させてくれる。フィルム写真を始める良い機会になるだろう。」
— Popular Photography(Berlin Kino Filmについて)

「とてもシャープなフィルム。ざらざら感が少なく、滑らかな粒子感が気に入った。」
— Matt Day(Potsdam Kino Filmについて)

「フィルムの生産を中止する企業が多い中、ロモグラフィーが手の届く価格で高品質なカラーネガを流通させることが重要。そしてユーザーがフィルムを購入することで彼らをサポートできればいいなと思う。そうすれば彼らもフィルムを作り続けることができるし、フィルムが生き続けられるだろうから。」
— Raychristofer(Color Negative 100 Film について)

「『サイケデリックなパープルの発色を楽しめる』とするC-41現像のカラーネガフィルム。」
— DC-Watch(LomoChrome Purpleについて)

プロジェクトの支援方法

LomoChrome Metropolisの支援方法は以下の通りです:

  1. クラウドファンディング期間中: ご支援くださる方々それぞれのご要望に合ったものにするため、様々なリターンをご用意しました。リストから希望のリターンを選び、発送先の国をご指定ください。チェックアウト(決済)ボタンを押すと金額が予約され、プロジェクトに支援金が100%以上集まり期間が終了した時点で引き落とされます。※ご注意:「Digitaliza and easily scan your photos」をリターンに追加する場合は 30USD(35mm)または 40USD(120)、20USD(110)を合計に追加してください。
  2. クラウドファンディング終了後: クラウドファンディングが成功し終了した後、発送先住所やフィルムのフォーマット(35mm、120、110、16mm)、追加アイテムのご希望等をお尋ねするメールをお送りいたします。メールに返信したら手続きは終了です。

初めてフィルムを使う方へ

フィルム初心者の方もご心配なく!

ロモグラフィーの10ゴールデンルールを胸に、LomoChrome Metropolisで新たなことに挑戦してみましょう。

現像

LomoChrome Metropolisは最も一般的な C-41(カラーネガ)現像で処理できるフィルムです。

スキャンとデータ化

フィルムを現像したら、次はスキャンです。多くの現像所でスキャンとデータ化サービスがありますが、ご自身でスキャンする方法もあります。ロモグラフィーの Digitaliza Film Maskと、フラットベッドスキャナーまたはデジタルカメラとライトボックス等を使えば高品質なスキャンを行うことが可能です。

ロモグラフィーとは?

1992年、ウィーンの学生グループによって設立されたロモグラフィーは、クリエイティブで実験的なアナログ写真に情熱を燃やす世界規模のコミュニティーです。ビビッドでユニーク、そして時には手ブレ全開のクレイジーな写真でさえ楽しむ—そんな常識にとらわれない精神で、Lomo LC-Aをはじめとするたくさんの実験的なカメラやフィルム、レンズを生み出し、世界中の何百万人もの愛好者(=ロモグラファー)とともに写真の楽しさを広めようと考えています。

リターンの発送・配達情報

LomoChrome Metropolisは、ほぼ全ての国や地域にお届けすることが可能です。送料や手数料、税金等は国によって異なります。ロモグラフィーはお客様の居住地で発生する追加の関税については一切責任を負いません。ロモグラフィーは香港、日本、ニューヨーク、ハンガリーに物流拠点があり、これらの国へリターンを発送する場合は追加関税料金はかかりません。EU、アメリカ、香港、日本以外の国へリターンを発送する場合、お受け取りの際に追加の輸入費用がかかる場合がございます。ロシア、ベラルーシ、ブラジルへの発送は行っておりませんのでご注意ください。タイへの発送はドロップシッピングを推奨しております。タイの送料はリターンの総額によって変わります。送料や輸入関税に関しては、FAQセクションをご確認ください。配送先のリストに記載されていない国への配送の場合は、ダイレクトメッセージでご連絡ください。

リスクとチャレンジ

過去10回行われたクラウドファンディングプロジェクトを成功へと導いてくださった支援者の方々に深く感謝しております。そして何よりもみなさまに LomoChrome Metropolisをご紹介でき、一緒にこの喜びを分かち合えたことが素直にうれしく感じております。しかし、新しいことを生みだすには常にリスクと挑戦が立ちはだかっていることも過去の経験から学んでおります。私たちは最短で 2020年1月に最初の LomoChrome Metropolisを発送する準備を現在進めています。製造チームと密にコミュニケーションをとり、テストを繰り返している段階です。これにより予定していた発送期間より遅れることもございます。何卒ご了承ください。しかし皆さまに少しでも早くフィルムを手にとって頂けますよう、全力を挙げております。