
New Petzval 58 Bokeh Control Art Lensは様々な撮影をこなすオールラウンドレンズ。Petzvalのぐるぐるボケを最大限に引き出した作品からライトで自然なボケの作品まで、上手に使いこなして傑作を生みだしましょう。
ボケ調節リングの感覚を掴む
通常のペッツバールレンズのぐるぐるボケは、背景の種類や、被写体との距離などの要素により効果の現れ方に大きな差異がありました。そこで、ぐるぐるボケをもっと自由に楽しむために搭載された新機能がボケ調節リングです。ボケをコントロールするには、まずは実践あるのみ。ボケレベル1~7まで、すべてのレベルを様々なシチュエーションと設定で使ってみましょう。すぐにボケの感覚をつかんで、様々な環境下で渦巻く傑作が得られるはずです!
ぐるぐるボケを最大限に
ボケ調節リングを使いこなすことに加え、絞りを調節することで更にボケに変化を与えることができます!ぐるぐるボケを最大限に引き出すには、f/1.9の絞り解放で撮影しましょう。この場合、被写界深度も狭くなり、広範囲でボケが生じます。
シャープなイメージの撮影
ボケを最小限に抑えたシャープな写真を撮影するには、f/11、f16などの絞り値の大きい絞りをセットします。また、ボケ調節リングをボケレベル1に合わせることで更にぐるぐるボケの効果を抑えられます。
ボケを最大限楽しもう
ウォーターハウス式絞りシステムは、大きさの違う穴の開いた絞りプレートを挿入することで、絞り口径を調節します。操作が簡単でシンプルな仕組みですが、ウォーターハウス式絞りシステムはクリエイテイブな利点を持っています。特別なデザインの絞りプレートを挿入すると、ボケの形も変わります。つまり、星型のような特別な形の穴の開いた絞りプレートを挿入すると、ドリーミーな星型のボケが写真のピントが合っていない部分に現れます!
様々なシーンで使おう
焦点距離58mmのレンズは日常的に活躍します。New Petzval 58 Bokeh Control Art Lensはポートレイトだけでなく、様々なシーンで美しい写真を撮影できます。息をのむほど美しい山々の景観写真や賑やかな街角でのスナップ、家族写真など、あなたの目を見開いて様々なシーンを映し出しましょう!
フォーカシングのコツ
絞り解放や大口径で撮影をすると、ピントの合う範囲はかなり狭くなります。そのため、フォーカシングノブを上手に操ることがピント調節の鍵となります。デジタルカメラで撮影する場合、被写体にズームし、液晶画面で確認をしながらピントを合わせましょう。液晶ディスプレイの無いカメラの場合、まずは大まかにピントを合わせます。その後ビューファインダーを覗きながらノブを前後に動かし微調整を行います。しっかりとピントがあったら即座に撮影を行いましょう。